口のカベ新聞

口臭について

歯科では、むし歯および歯周病の患者さんに口臭を認めることがある。
これは、歯の表面および歯の根部付近に付着しているプラーク(歯垢)中
の細菌が産生する物質が原因であることから、プラークコントロールの
指導を行います。
また、呼吸器や胃腸の異常、糖尿病などの病気が原因の口臭もあります。
中でも、口の乾燥を伴う口臭には気をつける必要があります。

投稿者 京町山本歯科 | 記事URL

かみ合わせの異常が頭痛、肩こりを起こすことがあります

かむことは日常的なもので、むし歯、歯の欠損からかみ方に異常を認め、かむことに関係する筋肉運動に差が生じ、頭痛、肩こりなどを引き起こすことがあると言われています。
このような時に、かみ合わせのトレーニング(ロールペーパーなどを使用)を行い、バランスよくかむ習慣をつけると改善することがあると言われています。
いずれにせよ、専門医への相談を勧めます。

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ドライマウスとは

お口の乾燥によるものであり、日常生活においてお口の渇きを感じます。多くは中高年の人に認められます。
症状としては、お口の中、舌にヒリヒリ感を有します。また、食べづらいなどを自覚し、会話が困難となり、入れ歯の安定が悪くなることがあります。これらは、だ液の分泌量の低下によるものです。
ドライマウスになると、真菌どの悪玉菌がお口の中で増殖し、口内炎などが生じます。さらに、誤嚥性肺炎に注意を払う必要があります。
治療法としては、人工だ液、だ液腺ホルモンを使用することがあります。水分を適度に摂り、頻繁にうがいをしてお口の中を清潔にすることが大切です。また、だ液腺のマッサージも有効です。

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お口と骨粗しょう症 >>服用している薬に注意!!

骨粗しょう症は女性の高齢者によく認められ、破骨細胞の活動を阻害し骨の吸収を防ぐビスフォスネート(BP)を服用していることが多いです。
2006年ごろからBPを使用している患者の一部で、あごの骨に壊死を起こすことが報告されました。
このことから、抜歯などの外科的処置により壊死を起こす可能性を認めるため、歯科では処置前に少なくとも3ヶ月間BPの投与を中止する必要があります。注意が必要です。

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歯周病の治療には、長い期間を要します

歯周病は口腔細菌により引き起こされる内因感染症であり、歯の周り(歯周ポケット)に悪玉菌が付着・増殖することにより歯周病は進行し、慢性経過をたどります。
Socranskyらは、歯周病の進行は、歯の周りの組織の破壊が急激に起こる期間の短い急性期と、ほとんど破壊が起こらない期間の長い緩解期とからなり、両期が長期にわたり繰り返し起こることを明らかにしました。
歯周病の治療は、その進行を抑えることが重要ですが、同時に非常に困難であり、いろいろな方面から研究がさかんに行われていますが、その治療に長い期間を要するのが現状です。
歯周病における治療のゴールは、多くの場合、歯の周りの組織の破壊の進行をスローダウンさせて、歯の機能を長期にわたり維持させることにあります。

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