口のカベ新聞

混合診療とは

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に参加することによって、混合診療が全面解禁される可能性があると言われています。
混合診療とは、保険診療と保険がきかない自費診療を併用ようすることで、わが国では原則禁止されています。
現在では、保険適用外の治療を受けた際、通常は保険内である入院料なども含め、全額患者さんの負担となります。保険外の治療を希望する患者さんたちから、混合診療の解禁を求める声が出ているのが現状です。

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古くから使用されているつめ物のアマルガムの今は

古くからアマルガムと言う材料を用いて、むし歯の治療が多く行なわれてきましたが、現在、日本、ヨーロッパではその使用頻度は低くなっています。
アマルガムとは、銀、スズ、銅などを含む金属の粉と水銀を混ぜ合わせた硬化体です。これには、毒性を有する可能性の高い水銀を含んでいることから、生体への影響を考え、今はその使用を避けています。
アマルガムは、お口の中では最初は銀色ですが、経時的に黒色に変色します。このようなことを自覚したならば、他の材料を用いた再治療を勧めます。

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「かむ(噛む)」ことの大切さ

かむことによって、だ液、ホルモンの分泌および脳への血流を促進するとともに、成長期の子どもたちのあごの成長に役立つと言われています。
かみ方には、主として2つの方法があります。上下にかむことと、左右にかむことです。前者はかみ砕き、後者はすりつぶす時のかみ方です。硬いものを食べる時には両者の方法が必要です。
また、ガムをかむことによって、かみ方のトレーニングに役立つと言われています。
現代人が一度の食事でかむ回数は600回程度と言われ、昭和10年代の人では1,400回程度であったと言われています。
食事以外にガムをかむと、1回の食事と同等程度の580回と言われています。

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かぜとインフルエンザについて

かぜ(かぜ症候群)の原因のほとんどは、ウイルスによるものです(200種類以上)。その治療はウイルスそのものをやっつけるものではなく、症状(せきなど)の軽減を図る方法をとります。また、抗生物質が出されるのはかぜの合併症を防ぐためです。
一方、ウイルスの中でもインフルエンザウイルスが体内に侵入し、急速に増殖すると、かぜと異なり高熱や全身にだるさなどが生じます。
治療法としては、タミフル、リレンザなどの抗インフルエンザウイルス薬を使用します。もっとも注意しなければならないのは、高齢者、子どもおよび心疾患、糖尿病などの持病がある人です。肺炎などを併発することがあるためです。
日常の予防には、うがいをするよりお茶などを飲み込むほうが有効と言われています。胃酸でウイルスが死滅するためです。

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初期のむし歯について

むし歯はまず、歯の表面に付着しているプラーク下のエナメル質に起こります。
プラーク内(ミュータンス菌など)で産生される酸がエナメル質を溶かし(脱灰)、カルシウム、リンがプラーク内あるいはお口の中に溶出します。
プラーク内の酸の産生が低下あるいはプラークが除去されると、だ液中のカルシウム、リンが脱灰されたエナメル質に取り込まれ、再さい石灰化か(修復)を起こします。
この時にフッ素が多く存在すると、再度、石灰化(修復)が進みます。
このことから、むし歯になりやすい小児期においては、フッ素の塗布および洗口が有効です。

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