口のカベ新聞

睡眠時無呼吸症について >>中年男性の4分の1に!!

これは、睡眠中に無呼吸を繰り返す疾患で、十分な睡眠がとれず、日中に強い睡眠や集中力の低下を認め、居眠り運転などを引き起こすことがあります。
睡眠時の気道閉塞によって無呼吸が引き起こされます。無呼吸が1時間に5回以上あると、病気であると診断されます。中年男性の4人に1人が無呼吸症候群と言われています。肥満との関係があり、舌やノドの周りに余分な脂肪があると上気道が狭くなりやすくなります。
仰向けで寝ると、舌の付け根がノドの奥に落ち込み無呼吸になりやすいので、横向きで寝るようにしましょう。
治療としては、お口の中にマウスピースのような装着物(スプリント)を使用することが有効とされています。装着することにより、鼻から気道へ一定の圧の空気が送り込まれ、気道がつねに陽圧の状態となり、気道の閉塞が防げます。
全身的な要因も考えられることから、医科医療機関での受診をお勧めします。

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顎関節症とはどのようなものですか

顎関節は耳の前に存在し、関節をつくっている骨、筋肉、靭帯などから構成されています。中でも、かむ時に重要な役割を果たしているのが関節円板です。
この関節円板は舌状の組織であり、骨と骨との間の座布団のようなもので、クッションの働きを行っています。関節円板の働きなどに異常を認めると、種々の症状を呈し、顎関節症が生じます。
一般的に、お口を開ける時に違和感を認め、開かなくなったり、かむ時に関節や筋肉に痛みを自覚し、その症状が消失しない時に顎関節症が生じます。症状はさまざまで、原因も人によってさまざまです。筋肉の痛みやこり、あごの周り、こめかみ、首筋および肩などに症状が認められます。
また、時として頭痛、耳鳴なり、手足のしびれ、めまいなどの全身に影響を及ぼすことがあります。
          

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誤燕(ごえん)性肺炎について >>寝ている時に起こります

食べ物を飲み込む時に、本来、気道に入るべきものでないものが、入り込むことを誤嚥と言います。
誤嚥性肺炎は高齢者に多いです。誤嚥は食事中にもっとも多く発症することから、お口に入れる食べ物の量と形に気をつかう必要があります。また、お口の中には感染源となる口腔細菌が生息していることから、プラークコントロールが重要です。さらに、誤嚥性肺炎は寝ている時に発症しますので、寝る前のうがいをお勧めします。
内科的にもお口のケアによって、誤嚥性肺炎の予防効果が期待されています。

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歯科に用いる麻酔薬について

現在、歯科の麻酔は局所的であり、リドカインが使用されています。
1943年にリドカインが登場し、急速な進歩を遂げました。歯の治療では痛みを伴うことが多いため、他の診療科に比べ、局所麻酔法の頻度は高いです。
麻酔薬にはごく少量の血管収縮薬が含まれており、その目的は、
1)局所の出血を抑える
2)持続時間の延長
3)薬物中毒を少なくする
などです。

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ダウン症について

ダウン症は知的障害を合併する先天異常です。
21番目の常染色体が3本になっているのが原因です。
約1000人の出生に1人の頻度で生まれ、高齢出産では発現率が高いといわれている。
ダウン症患者さんは、人なつっこく、温和で協調的でありますが、頑固な面もあり、
歯科治療においては注意を払う必要があります。
また、先天性の欠損歯を有し、比較的早いころに歯周炎を発症することから、
定期的な口の検診が必要です。

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