口のカベ新聞

加齢に伴う体の変化

①水分の減少:細胞外の水分は変化しないが、細胞内の水分は著しく低下します(若年期:老年期=42%:33%)。

②タンパクの減少:コラーゲン、エラスチン、レクチンなどが減少。

③エネルギー需要の低下:インスリンの分泌の低下や空腹時の血糖値の低下などが続きます。

④運動機能の低下:骨を支える筋力の低下。

⑤消化器の変化:胃が小さくなり、肝臓の重量の低下。

⑥呼吸器の変化:肺胞の拡張のための機能低下。

⑦循環器の変化:心臓のポンプ機能低下、血管の狭窄と硬化。

⑧神経の変化:中枢神経の細胞が減少し、パーキンソン病、アルツハイマー病の原因となる。

⑨泌尿器の変化:腎臓のネフロンの減少に伴い、糸球体濾過量の低下

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口のウイルス感染症とは

お口に発生するウイルス感染症の多くは、皮膚感染症、腺感染症です。
a.単純疱疹とは
一次感染と二次感染とに分けられます。
一次感染は1~6歳に生じ、発熱と歯ぐきの出血を伴い、お口の粘膜に痛みを有する水疱を形成します。その後、水疱は破れて、10日から2週間で治ゆします。
二次感染(再発性単純疱疹)はウイルスが上皮に潜伏し、ストレスなどにより再発します。多くは思春期以降の女性で、口唇と皮膚との境界に数個以上の水疱を形成します。時としてこれを反復します。



b.帯状疱疹とは
小児期に飛沫感染し、全身に水疱性疱疹、発熱、痛みを引き起こします。ウイルスはセキズイ神経節に潜伏し、成人期の再発では神経の走行に沿って痛みと発疹を起こします。お口の中でも水疱が生じます。

c.流行性耳下腺炎
代表的な腺ウイルス感染症であり、高熱を伴い、耳下腺部の腫脹を呈します。
   

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キシリトールとはどのようなものですか

キシリトール(糖アルコールの一種)は、シラカバなどの樹木から製造されています。
キシリトールの期待される効果は、以下のとおりです。
・お口の中で発生する酸(むし歯の主役)の産生を抑制する
・歯の再石灰化を補助する
・砂糖よりカロリーが低い
しかしながら、
・キシリトール含有率とむし歯の予防効果との関係は明確ではない
・キシリトール入りの菓子を食べても、むし歯が治るわけではないのです。また、そこに他の砂糖が含まれれば、当然むし歯になります。
いすれにせよ、むし歯の予防にはプラークコントロールが重要であり、ブラッシングが主役です。

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歯の生えかわりについて

乳歯から永久歯までの生えかわりは10~11歳ごろに起こります。
上と下の歯の生えかわりには差が認められます。
永久歯は上下の第一大臼歯(6番と言う)が最初に萌出します。
その順序は以下のとおりです。
・上の歯:6-1-2-4-5-3-7
・下の歯:6-1-2-3-4-5-7
・12~13歳で7番(第二大臼歯)が萌出しはじめ、その後、各人のかみ合わせが完成します。
                  

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仮の歯はなぜ必要ですか

とくに前の歯、奥の歯にかぶせ物もの(クラウンと言います)をする時に、仮の歯を製作します。
その目的は、生活歯における神経への刺激の軽減、歯の移動の防止、審美性の保全などがあげられます。
使用する材料は、下図のように既製のプラスチックです。
適切なかぶせ物を装着するために、仮の歯はたいへん重要なものです。
               
              

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