口のカベ新聞発行中！

口の中の乾燥がひどくなると、食べ物が飲み込みにくくなり、口臭や声がかすれて
話しにくくなり、痰の切れが悪くなるなど口の機能の全体が低下します。
口の乾燥を防ぐために、だ液腺マッサージをすすめます。
だ液腺には耳下腺、顎下腺、舌下腺があります。
耳下腺マッサージは人差し指を耳たぶ下、やや前方にあてる。
人差し指から小指までの４本の指を頬にあて、後から前に向かって押します。
顎下線マッサージは指をあごの骨の内側の柔らかい部分にあて、
耳の下からあごの下まで５か所くらい順に押します。
舌下腺マッサージは両手の親指を揃え、あごの真下から舌を突き上げるように
ゆっくりグーと押します。
マッサージすることにより、口の動きがよくなります。

厚生労働省の研究によると、自分の歯がほとんどなく、
入れ歯も使っていない高齢者が認知症になる危険性は、
歯が２０本残っている人の１．９倍にも達することが分かっています。
健康で長生きするために歯は大切です。
このことから、歯科医や歯科衛生士が自宅や社会福祉施設などに行き、
治療や指導を行う「訪問歯科診療」が現在行われています。

このウイルスは、少量で人に感染し、口から腸管で増殖する感染力の強い
もので、下痢をしたり吐いたりする感染性胃腸炎を呈します。また、感染した人
の３分の１の人は症状を認めません。１２月～１月がピークであり、通常は３日
以内で回復します。しかし、子どもや高齢者は症状が重くなる場合があります。
ウイルスがため込まれたアサリやカキなどをよく加熱しないで食べると、感染
することがあります。また、調理する人が感染していて、作った料理を食べても
感染することがあります。特定の食材が危ないのでわなく、原因は人だといわれ
ています。とりわけ、食品関係者の人はトイレ後や調理前などに丁寧に手洗い
するなど衛生管理を徹底することが重要です。
また、特効薬はありません。下痢止めの薬は病気の回復を遅らせる可能性が
あり、使わない方がいいと考えられています。病院で点滴などの治療が必要です。

鎮痛薬がすべての痛みに効くものではありません。
主な鎮痛薬として、消炎鎮痛薬と麻薬系の鎮痛薬があります。
これらの鎮痛薬はけがや手術などの術後の数十分から数時間後
に痛みによく効き始めます。
また、片頭痛や神経痛などに使用される薬も数十分後に効きます。
抗てんかん薬の場合はほとんどが数日から数週間後に効果が認められる。
いずれにせよ、鎮痛薬は他の薬剤と異なり、効果は本人しか分からないものです。

むし歯は、むし歯菌が食物中の炭水化物を分解・発酵させ、
乳酸という酸を産生し、歯の表面を溶かします。よって、炭水化物こと
砂糖（スクロース）がむし歯の発症に重要な役割を果たしています。
私たちは毎日さまざまな形でスクロースを摂取しています。
日常生活で甘味を取らずに生きていくのは無理なので少しでも
スクロースを減らす方法として代用糖の利用があります。
それらにはソルビトール、キシリトール、サッカリンという代用糖があります。
ソルビトールは吸湿性が強く、歯みがき剤に１０％前後含まれています。また、
糖尿病患者用の甘味料として使用され、チューインガム、キャンディー類にも
使用されています。
キシリトールは多くの野菜や果物に含まれている。スクロースと同程度の甘味
を持ち、スクロースに比べ、プラークを形成する能力が極めて少ないことから、
むし歯の予防に役立つといわれています。
サッカリンはスクロースの５００倍の強い甘味を持ちます。
ダイエット用の非カロリー性甘味料として清涼飲料水やアイスクリームなどに
利用されています。