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加齢に伴うむし歯
加齢にともなうむし歯
近年、高齢者においては、歯の予防の普及に伴い、歯の残る比率は高くなりました（8020運動）。しかしながら、通常のむし歯と異なり、歯をささえる骨（歯槽骨）が加齢にともない、吸収する傾向にあり、歯の根の表面が露出し、その部分が脆い（石灰化が低い）ことがら、むし歯（という）が生じやすい傾向にあります。このような事は、以前にかぶせ物をした治療歯及び、部分的な入れ歯を支える歯に生じやすくなります。このことから、歯根表面をクリーニングおよび修復することが必要であり、痛みの有無にかかわらず早期に処置することがその予防につながるといえます。
